スーパー・コンビニ

コンビニにでも割引可能に

JCBが06年末にまとめた「クレジットカードに関する総合調査」によると、過去3カ月間にクレジットカードを利用した業種で最も割合が高かったのが「スーパーマーケット」の21.2%だった。40代女性「50代女性に限るとこの比率は30%を超える。かつては高額品購入時に使うことが多かったクレジットカードを、日常の買い物に"普段使い"するユーザーが増えている。そんな需要を取り込もうと、スーパー、コンビニ各社はポイント付与や割引特典を受けられるクレジットカードの発行に力を入れている。大手スーパーのカードでポイント付与率が最も高いのはアイワイ・カード・サービスの「アイワイカード」。イトーヨーカドーやエスパなど合計約240店で、現金払いで100円につき1ポイント、クレジット払いでは1.5ポイントが付与される。1ポイントは1円換算で、現金代わりに使える。対するイオングループの「イオンカード」は、1000円利用で1ポイント付与。1ポイントは5円換算で商品券などと交換でき(交換は200ポイントから)、実質還元率0.5%と、アイワイカードの半分にとどまる。ただ、その店舗網とサービスは強力。毎月20日、30日の「お客さま感謝デー」には、ジャスコ(全国約500店)、マックスバリュ(同店約480店)などの主要スーパーのほか、ジャスコ内のスポーツオーソリティ(スポーツ用品店)、ニューステップ(靴専門店)などのグループ各店で5%割引。国内外に、旅行情報の提供などを行う「イオンワールドデスク」を設置するなど、大手スーパーのなかでは使い勝手で抜きんでている。

「OMCカード」は年会費が1050円かかるが、ダイエーなどでのクレジット払いで210円につき1ポイントの「ハートポイント(ダイエーのポイント)」が付くと同時に、「わくわくポイント(OMCカードのポイント)」もたまる。どちらのポイントも1ポイント1円換算で利用することができ、実質的な還元率は1%とアイワイカードに迫る。この結果、大手スーパー系のカードでは、ポイントをしっかりためたい人はアイワイカード、日々の買い物だけでなく、レジャーや海外旅行などでも広く特典を利用したい人はイオンカードを選ぶのが得策といえそうだ。希望小売価格での購入が基本のコンビニエンスストアも、クレジットカードを活用すると得に利用できる。ファミリーマートの「ファミマカード」は、クレジットカード利用で100円につき2ポイントを付与。さらに会計1回につき1ポイントを付与する。例えば1日1回300円の購入で1カ月に9000円利用したとすると、ポイントは210円分たまる。1年間続けば、合計約2500円分。ばかにできない金額だ。ファミマカードは毎週火曜日と土曜日が5%割引でこまめに利用すればさらにお得感は高まる。これに対してローソンのポイントは楽天のポイントやJALマイルへの移行が可能。日々の割安感を求める人はファミマ、ポイントを楽天やマイルにまとめたい人はローソン、という結論になる。一方、「UCS KARUWAZA CARD」のサークルKやサンクスでのポイント付与率は0.8%と大きくない。だが、愛知県が地盤の大手スーパーであるアピタ、ユニーなどで実施される 割引セールを利用できる。東海地域などに住む人にはメリットがありそうだ。


 イトーヨーカドー

 イトーヨーカドーなど※2
アイワイカード
(アイワイ・カード・サービス)
国際ブランド VISA、JCB
年会費 ○ 500円(初年度無料、年間利用5万円以上で
翌年度無料)
ポイント割引の
実質還元率
  ○ イトーヨーカドーなど:1.5%
一般加盟店:05%
ポイントの付き方 スーパー・コンビニ利用時 イトーヨーカドーなど:100円→1.5p
一般加盟店利用時 200円→1p
ポイントの使い方 1p→1円相当で使用可
ポイントの移行先の多さ × なし
旅行傷害保険の手厚さ × なし
電子マネーへの対応 鉄道系 × モバイルSuicaのみ
その他 △ QUICPay
海外アシスタンスサービスの充実度 △ VISA:UFJニコスに準拠
○ JCB:JCBに準拠
加盟店の多さ
(国際ブランド)
○ VISA △ JCB
そのほか特典 毎月第3日曜日はイトーヨーカドー、エスパで衣料品、
住まいの品が5%割引
詳細・お申し込みはこちらまで → アイワイカード

 サークルK、サンクス

 サークルK、サンクス
UCS KARUWAZA CARD
(USC)
国際ブランド Master Card
年会費 ○ 無料
ポイント割引の
実質還元率
  △サークルK、サンクス:0.8%
一般加盟店:04%
ポイントの付き方 スーパー・コンビニ利用時 サークルK、サンクス:1000円→2p(UCSのポイント)
一般加盟店利用時 1000円→1p(UCSのポイント)
ポイントの使い方 250p→商品券1000円分など
ポイントの移行先の多さ △ 1カ所(JAL)
旅行傷害保険の手厚さ △ 海外:最高2000万円、国内:最高1000万円
電子マネーへの対応 鉄道系 × モバイルSuicaのみ
その他 △ Edy
海外アシスタンスサービスの充実度 × なし
加盟店の多さ
(国際ブランド)
○ Master Card
そのほか特典 毎月19日、20日はアピタ、ユニー、ユーホームで5%割引。
Edyの利用・チャージで独自ポイント付与

 ジャスコなど

 ジャスコなど※1
イオンカード
(イオンクレジットカード)
国際ブランド VISA、MasterCard、JCB
年会費 ○ 無料
ポイント割引の
実質還元率
  × 05%
ポイントの付き方 スーパー、コンビニ利用時 ジャスコなど:1000円→1p
一般加盟店利用時 1000円→1p
ポイントの使い方 200p→イオン商品券
ポイントの移行先の多さ △ 2カ所(JAL,NTTドコモ)
旅行傷害保険の手厚さ × なし
電子マネーへの対応 鉄道系 × モバイルSuicaのみ
その他 △ iD
海外アシスタンスサービスの充実度 ×VISA、MasterCard:イオンクレジットカードサービスの
デスク(一部委託)※4
○ JCB:上記に加え、JCBに準拠
加盟店の多さ
(国際ブランド)
○ VISA、MasterCard △ JCB
そのほか特典 毎月20日、30日はジャスコ、マックスバリュ、メガマート、
スーパーセンターなどで5%割引

 ダイエー

 ダイエーなど※3
OMCカード
(オーエムシーカード)
国際ブランド VISA、MasterCard、JCB
年会費 ○ 1050円
ポイント割引の
実質還元率
  ○ ダイエーなど:0.5%+0.5%
一般加盟店:05%
ポイントの付き方 スーパー・コンビニ利用時 ダイエーなど:210円→1p(ダイエーのポイント)+200円→1p
(OMCカードのポイント)
一般加盟店利用時 200円→1p(OMCカードのポイント)
ポイントの使い方 500p→500円相当で使用可(ダイエーのポイント)
1000p→1000円相当で使用可(OMCカードのポイント)
ポイントの移行先の多さ × なし(ダイエーのポイント)
△ 3カ所(OMCカードのポイント→NTTドコモ、au、JAL)
旅行傷害保険の手厚さ △ 海外:最高1000万円、国内:最高1000万円
電子マネーへの対応 鉄道系 × モバイルSuicaのみ
その他 △ VISA:VISA TOUCH
海外アシスタンスサービスの充実度 × VISA、MasterCard:OMCカードのデスク(委託)※5
○ JCB:上記に加え、JCBに準拠
加盟店の多さ
(国際ブランド)
○ VISA、MasterCard △ JCB
そのほか特典 毎月第2・第4日曜日はダイエー直営店で5%割引。 毎月の
利用額1万円を1口として毎月抽選で150人に国内旅行贈呈

 ファミリーマート

 ファミリーマート
ファミマカード
(ファミマクレジット)
国際ブランド JCB
年会費 ○ 無料
ポイント割引の実質還元率   ○ ファミリーマート:2%+1p
一般加盟店:03%
ポイントの付き方 スーパー・コンビニ利用時 ファミリーマート:100円→2p→+1 会計ごとに1p
一般加盟店利用時 100円→0.3p
ポイントの使い方 1p→1円相当で利用可
ポイントの移行先の多さ × なし
旅行傷害保険の手厚さ × なし
電子マネーへの対応 鉄道系 × モバイルSuicaのみ
その他 × なし
海外アシスタンスサービスの充実度 ○ JCBに準拠
加盟店の多さ
(国際ブランド)
△ JCB
そのほか特典 会員特別価格商品あり。
毎週火、土曜日はカード会員5%割引

 ローソン

 ローソン
JMBローソンパスVISA
(ローソン・シーエス・カード)
国際ブランド VISA
年会費 ○ 無料(カード発行手数料500円)
ポイント割引の実質還元率   ○ ローソン:1%+1p
一般加盟店:05%
ポイントの付き方 スーパー・コンビニ利用時 ローソン:105円→1p→+1 会計ごとに1p
一般加盟店利用時 1000円→5p
ポイントの使い方 300p→お買い物券300円分など
ポイントの移行先の多さ △ (楽天、JAL)
旅行傷害保険の手厚さ × なし
電子マネーへの対応 鉄道系 × モバイルSuicaのみ
その他 × なし
海外アシスタンスサービスの充実度 × クレディセゾンに準拠
加盟店の多さ
(国際ブランド)
○ VISA
そのほか特典 会員価格商品あり。ローソンチケット先行予約利用可
注)ポイントの実質還元率、付き方はクレジットカード決算時。ローソンではカード提示のうえ、現金払いでも同条件。ポイントの実質還元率は一部、小数点第2位以下を四捨五入
※1 ジャスコ、マックスバリュ、メガマート、スーパーセンターなど※2 イトーヨーカドー、エスパ、ヨークマート、ロビンソン ※3 ダイエー、グルメシティ、トポス、Dマート。
ダイエーのポイントの対象商品は店舗により異なる。 ※4 世界17カ国28カ所 ※5 世界16カ国17カ所