電子マネーの基礎講座

Q.電子マネーの歴史を教えて
A.フェリカ技術の登場で2001年に本格スタート。

今、電子マネーが大きな注目を浴びています。生活費のすべてをクレジットカードで支払うことができれば、ポイントもよりいっそう貯まるようになるわけですが、現実的にはクレジットカードは小額決済には向いていません。しかし、どうせお金を使うのであれば、やはり何かしらのお得が欲しいもの。そこで多くの人が注目し、活用しているのが電子マネーというわけです。電子マネーとは現金を同じ価値のデジタルデータに変換して、金融機関の支払いなどに使うものです。電子決済というと難しそうですが、銀行の振り込みやクレジットカードの引き落としなども広義の電子決済です。現金をやり取りする代わりに、ICチップに保存されたデータをやりとりするのが電子マネーです。電子マネーの登場は1990年代のことです。非接触型ICチップという、カードを読み取り機にかざすだけでデータのやりとりができる技術の登場で、日本でも「Visaキャッシュ」などいくつかの実証実験が始まりましたが、2000年前後のパソコンとネットの普及で急速に広がりました。電子マネーを技術的に支えたのが、ソニーが1996年に開発したICチップ「FeliCa(フェリカ)」です。データをデジタル化することで、個人認証や電子マネー情報などを1枚に搭載することが可能になりました。


Q.電子マネーのポイントってどうやって貯めるの?
A.事前のチャージと、利用で貯まるポイントの2種類。

電子マネーをベースに考えるとポイントシステムは少々厄介です。ポストペイ型の電子マネーは支払いはまとめてクレジットカードで行い、クレジットカードのポイントが貯まるというシンプルな構図になっています。しかし、主流であるプリペイド型の電子マネーの場合、利用すれば必ずポイントが貯まる、というわけではありません。プリペイド型の電子マネーで貯まるポイントには2種類あります。まずは、チャージの際に貯まるポイントです。これは、チャージをクレジットカードで行うことでクレジットカードのポイントを貯めるという間接的な貯め方ですが、日常の買い物で使うお金にすべてポイントが付くことを考えると実践しない手はないでしょう。SuicaやPASMOなど交通系の電子マネーではクレジットカードでのオートチャージでもしっかりとポイントが貯まるので便利です。ただし、電子マネーへのチャージでポイントが貯まるかどうかはカードによって異なるのであらかじめ調べておきましょう。

利用で貯まるポイントは1回で2度おいしい

2つ目のポイントは電子マネーの利用で貯まるポイントです。これは、それぞれ条件が異なります。提携店舗での利用で自動的にポイントが貯まるnanacoやWAONのような電子マネーもあれば、Suicaのように「Suicaポイントクラブ」に自分から登録することで貯まるものなどさまざまです。まず、自分が使いたい電子マネーのポイント制度を一度チェックしてみましょう。


Q.それぞれの電子マネーの特徴は?
A.プリペイドとポストペイの2種類があります。

クレジットカードには前述したようにプリペイド型とポストペイ型の2タイプがあります。そして、プリペイド型のカードは一般的に、交通系、流通系などという分け方をされます。交通系のカードは鉄道事業者が発行するもので、もともとは鉄道や地下鉄の乗車券として使う電子マネーでした。乗車券としての利用がメインでしたが、SuicaとPASMOの相互利用が始まった頃から徐々にサービスが広がり、買い物などにも利用されるようになりました。系列の枠を超えた広がりが利便性をアップさせている流通系は買い物の利便性向上のために開発された電子マネーで、主にスーパーやコンビニなどが発行しています。nanacoやWAONはその代表的な電子マネーで、最近はそれぞれのグループ以外にも、使える店舗が広がっています。また、流通系に分類はされてはいますが、2001年という早い段階からサービスを開始し、今でも最大の発行枚数を誇る楽天Edyは特定のサービスに依拠するところがない点で独自の地位を築いている感があります。日本全国の主要コンビニで利用できるなど、利用店舗が幅広いのも特徴です。このように電子マネーと一口に言ってもさまざまなタイプのものが発行されています。ぜひ、自分のライフスタイルは合致するものを見つけてください。


Q.プリペイド型とポストペイ型って?
A.先に払うか後に払うか、それによって分けられます。

電子マネーには大きく分けてプリペイド型とポストペイ型の2タイプがあります。プリペイド型はカード(もしくはモバイル)に自分でチャージをして使うタイプの電子マネー。カードリーダーにカード(もしくはモバイル)をかざすことで、チャージした金額内で現金と同様に使うことができます。一方、ポストペイ型はクレジットカード同様、決済した金額をあとでまとめて支払うという方式。クレジットカードと使い勝手は一緒ですが、小額決済でサインレスで使える点でより手軽さを増しているわけです。ポイントが貯まりやすいプリペイド型が主流どちらがいいかは一概には言えません。ただし、ポイントを貯める機会の多きでいえば、プリペイド型が勝っています。例外もありますが、一般的に、電子マネーへのチャージにクレジットカードを使うことでクレジットカードのポイントが貯まり、また、電子マネーを利用する際に電子マネーのポイントが貯まるなど、2重取りができるからです。ただし、チャージでポイントが貯まらないクレジットカードもあり、また、電子マネーのポイントも提携店でなければ貯まらないなど、あらかじめインフラを整えておかないとあまりお得につながらないケースもあります。ポストペイでは支払時にすべての金額が合算されるため、たとえ少額の利用でもポイント獲得につながるというメリットがあるといえます。


Q.交通系以外の電子マネーはどこが違うの?
A.違いはIC乗車券。

買い物系電子マネーは、楽天EdyやWAON、nanacoなどがある。これはあらかじめ現金やクレジットカードでのチャージ(入金)が必要なプリペイド(前払い)タイプで、利用することでポイントがもらえたり、チャージするときにポイントが付与されたりするものもある。現在は、交通系のほとんどに同じ機能がついているので、違いはIC乗車券として使えるかどうかぐらいだ。一方、クレジットカードとひもづけて利用できるポストペイ(後払い)タイプの電子マネーとしては、iDのほかに、JCBのQUICPayやVisaのVisa Touchがあるが、この二つはプリペイドほど普及していない。

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